体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」

「リゾット」というと、おかゆのような「柔らかい食べ物」を想像する方も多いと思いますが、リゾットとおかゆは、似ているようで異なります。リゾットとは、イタリアを代表する米料理。パスタと同じように、アルデンテ(芯が残っている状態)で頂きます。今回はイタリアンレストランで食べるような「本格イタリアンリゾット」をご紹介します。

リゾットベースは作り置きに便利

リゾットは、生の米を洗わずに、炒めてから煮込む調理法です。薄いコンソメ味だけのリゾットベースを作っておくと、食べたいときにいつでもすぐにリゾットを作ることができるので、とても便利。リゾットベースは1人前ずつラップで包み、冷凍保存ができます。忙しいとき用にまとめて作っておくと重宝しますよ。

作るバリエーションの豊富なリゾット

今回は、ちょっと贅沢なウニのクリームリゾットにしてみました。もちろん、トマトやキノコなどの残り野菜を利用しても美味しく頂けます。その場合は、今回使用した生クリームや牛乳を使わずに、コンソメスープやトマトスープに置き替えましょう。寒い夜にはピッタリな、体が温まってホッとする一品です。

本格イタリアンリゾット<材料4人分>

体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」

リゾットベース

  • タマネギ・・・1/2個
  • ブイヨン・・・600ml (固形ブイヨン1個を600mlの湯で溶かす)
  • オリーブオイル・・・大さじ2
  • バター・・・15g
  • 米・・・4合

体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」

ウニのクリームリゾット

  • バター・・・大さじ1
  • ニンニク(みじん切り)・・・小さじ1
  • マッシュルーム(みじん切り)・・・3個
  • トマトソース・・・大さじ1
  • コンソメ(顆粒コンソメ小さじ1を大さじ2のお湯に溶かしたもの)・・・大さじ2
  • 生クリーム・・・100㏄
  • 牛乳・・・100㏄
  • ウニソース・・・大さじ1
  • リゾットベース(上記材料で作ったもの)・・・180g
  • 水・・・少々
  • 塩・コショウ・・・少々
  • パルメザンチーズ・・・少々
  • 青ネギ・・・少々
  • レモン・・・1切れ

<作り方>

体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」リゾットベースを作る。タマネギを米と同じ大きさにみじん切りにする。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」フライパンにオリーブオイルとバターを入れ中火にかけ、タマネギを加えて透明になるまで炒める。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」②に米を入れ、混ぜながら炒める。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」最初は白い米が、火が通ると透き通ってくる。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」米にオイルが回り、水分を吸って乾いたパチパチという音がしてくる。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」ブイヨンを加え混ぜる。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」蓋をして強火にし、沸騰したら弱火にする。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」ときどき混ぜながら10分ほど煮て火を止める。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」バットに広げて冷ます。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」冷めたらラップなどで1食分ずつ小分けに包む。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」冷凍しておくと、すぐに作れるので便利。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」ウニのクリームリゾットを作る。フライパンにバターとニンニク、マッシュルームを入れて弱火にかける。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」香りが出てきたらトマトソース、コンソメを入れて煮たたせる。
体が温まってホッとする「本格イタリアンリゾット」生クリーム、牛乳、ウニソースを加え、混ぜ合わせる。リゾットベースを入れて混ぜ合わせ、塩・コショウで味を調えてから、皿に盛り、パルメザンチーズ、青ネギをふり、レモンを添えたら出来上がり。

この記事を書いたライター

Cooking Expert/Author

1961年2月4日生まれ、水瓶座O型。料理研究家。ハワイ、バリ、タヒチなどのアイランド料理研究家でもある。TV、ラジオなどメディアでの情報発信、ケータリングなど、食に関して幅広く活躍中。著書に『ハワイごはん』『湘南ごはん』『海ごはん』『ホノルル食堂』など。オフィシャルホームページ「ALOHA DELI

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