「美食の街・フランスのバスクに行こうよ!」第15回:やっぱり「パリ」は美味しかったVol.4

毎日、食べ過ぎるほど食べても飽きない、美味しいものたち。たっぷりとご紹介してきた『バスクへ行こうよ!』シリーズも、今回で15回目、最終回になりました。前回の『やっぱり“パリ”は美味しかったVol.3』に引き続き、『Vol.4』として、この旅行での最後の数日を過ごしたパリのひとときについてお伝えします。

パリの小さな教会でのピアノコンサートを鑑賞

Vol.3』にてチラリとご紹介しましたが、私の弟分でもある元プロボクサーのAKIは、現在世界をまたにかけるビジネスマン。10年以上前に出会ったとき、彼は、ボクシングの試合で大怪我をして引退した頃で、若干20歳でした。その後、彼はミャンマーからタイ、そしてパリに移って、パリジェンヌと結婚。現在はベルギーに住んでいます。

パリ滞在もあと数日という日、AKIが奥様と一緒にベルギーからパリに会いに来てくれました。地理がよく分からない私のために、宿泊しているホテルで集合し、街を散策しながら教会のコンサートへ行こう、というスケジュールを組んでくれたのです。

おすすめのクロワッサンを食べながら街を歩き、公園を通り過ぎ、コンサートがあるという教会にたどり着きました。

外観(左上)も教会内(右上)も大きくはないのに荘厳な雰囲気。

外観(左上)も教会内(右上)も大きくはないのに荘厳な雰囲気。

中世からあったのかしら?と思えるほど重みのある建物。小さい教会ですが、厳かな神の存在を感じてしまいます。

「美食の街・フランスのバスクに行こうよ!」第15回:やっぱり「パリ」は美味しかったVol.4

パリに来て教会のコンサートに来られるなんて思いませんでした。観光客はもちろん、私一人です。神聖な雰囲気の中、コンサートは始まりました。教会なので音がしんしんと響き、何ともいえぬ素敵な時間でした。

隣にある小屋?実はトイレ。まるでおとぎ話に出てくるお家みたいで素敵。

隣にある小屋?実はトイレ。まるでおとぎ話に出てくるお家みたいで素敵。

危険な丘に突入!そこで出会ったビックリ事件

神聖なムードの教会から一転。「ワイン祭りをやっているから行こう」と言われ、観光客は行ってはいけない危険な区域に移動。とある駅まで電車で行き、そこからお祭りをしている丘を目指しました。

駅を出た道にはずらりと並ぶ美容院。のぞくと黒人女性がカラフルなエクステ(つけ毛)を付けてもらっていたのですが、なんと道端のあちこちにエクステが落ちていて、テクニックの甘さ?が思いうかがわれます。歩いているうちに落ちちゃったのかしら?

地べたに座ってワイン三昧。

地べたに座ってワイン三昧。

目指す丘では盛大なイベントが行われているらしく、途中から大変な人集りで歩くのもままなりません。「スリが多いから気を付けて」と言われ、ドキドキ。「襲われたりしない?」と私の質問にAKIは「僕より強い人はいないから大丈夫」とのこと。そうでした、彼は今でも格闘家だったことをすっかり忘れていました。

ここでもすごいものを発見!とにかく人が多く、ワイン祭りなのに、ワインも買えない状況です。ただの丘なので、みんな地べたに座って飲んでいます。そう、ここでも気になったのはトイレ問題です。仮設トイレは一つだけあったですが長蛇の列で、1時間位は待ちそうです。「さて、どうするのでしょう?」と思った矢先、道端に立ち、大声で歌を歌う女子に遭遇しました。横を通り過ぎたとき、AKIの奥様であるパリジェンヌのアレックスが、耳打ちしてくれました。「いま女の子が道で用を足していたでしょう?気がつかなかった?」と。「音を消すために彼女の友だちが大声で歌っていたのよ」と教えてくれました。びっくりです!「パリって…?」

パリの市街でも、犬のフンがいたるところに落ちていて、片づけないというのは有名ですが、人様も道で済ませてしまう、というのが多いのだとか。なんとも驚きのです。清潔でキレイ好きな日本人とは大違いです!

デザートはマスト!パリのビストロ

たっぷりの生ハム、さすがパリです!

たっぷりの生ハム、さすがパリです!

あまりにも人込みで圧倒されたため、私たちは丘にあるビストロに行きました。もちろん、トイレもありますからね。

さて、まずは美味しい生ハムとサラダでワインを頂きます。

何回でも食べたいムール貝!フランスではこれを食べないと!

何回でも食べたいムール貝!フランスではこれを食べないと!

次はやっぱり、ムール貝!ムール貝も店によって大きさから味、舌触りなど本当に異なるので、滞在中は何回も食べ比べてみるのもおすすめです。このビストロのムール貝はとてもジューシーで美味しかったです。

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「フランス人はデザートがないとダメ、まずはデザートのメニューを見てからそのお店で食事するか決めるの」とアレックス。さすがパリジェンヌですね。デザートが充実していないビストロは生き残れないようです。こちらではチョコレートムースを頂きました!

奥様のアレックス(左)とAKI(右)。

奥様のアレックス(左)とAKI(右)。

AKIと奥様のアレックス、ディープで楽しい時間を本当にありがとう!

最終日もフライトぎりぎりまで食材ショッピング

日本へ帰る日、フライトが夕方だったので近くのマルシェへ行きました。実はパリ到着後すぐにチェックしていた地元のマルシェです。観光用ではないので、こじんまりとして、なんといってもお安い!帰る日に、ここでいろいろと食材を買って帰ることは計画していたのです。もちろん、日本に持って帰ることができる食材もリサーチ済みです。でも、まずは持って帰れないものを見学します。

ムール貝(左上写真)にさまざまな魚類(右上写真)。

ムール貝(左上写真)にさまざまな魚類(右上写真)。

ムール貝は、なんて安いのでしょう!しかも新鮮です。こんなに良質なムール貝なんて日本ではなかなか食べられません。魚類もイキイキとしています。

新鮮な牡蠣も大ぶり(左上写真)、ソーセージもビックサイズ(右上写真)!

新鮮な牡蠣も大ぶり(左上写真)、ソーセージもビックサイズ(右上写真)!

牡蠣と海老も新鮮そのもの!肉類も加工肉も充実しています。ソーセージなど、サイズも大きくて美味しそうです。ここで食材を調達できる生活なら、毎日がゴージャスディナーを堪能できますね。私は間違いなく、毎日でも通ってしまいそう。

新鮮なパッションフルーツ。

新鮮なパッションフルーツ。

パッションフルーツも見つけました!デザート作りに最高な食材です。

お目当てはポルチーニ茸

「美食の街・フランスのバスクに行こうよ!」第15回:やっぱり「パリ」は美味しかったVol.4

私のお目当てはコレ、「ポルチーニ茸」。これを買って帰りたかったのです!なぜなら、日本には生のポルチーニ茸は販売されていないからです。香り高く、出汁も出て、食感もサクッとして美味しい!私史上、一番美味しいキノコです。しかも、ポルチーニ茸は日本に持ち込みがOK。もちろん、たくさん買いましたよ。大切に梱包し、トランクに入れました。日本についたときには半分凍って解凍されたような状態でしたが、食べるのに支障はありません。

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こちらがパリから持ち帰ったポルチーニ茸を使った一皿です。スペインで買ったドライのキノコや日本のシメジなどもプラスし、コンフィにしました。レシピは『お腹スッキリ・食物繊維タップリ“キノコの極旨コンフィ”』で紹介していますので、ぜひお試しを!

やっぱりポルチーニ茸は最高に美味しい!早く、また買いに行きたいと思います。もしスペインかフランスでポルチーニ茸を見たら、迷わず購入してみてくださいね!

人生の楽しみを見つけるために、旅を。

日本から飛行機でパリへ、パリから電車でスペインバスクへ行き、そこから電車でフランスバスクに入り、飛行機と電車、バスを乗り継ぎモンサンミッシェルへ。そして、モンサンミッシェルからバスでパリへと通算すると16日間、半月の間によく移動し、そしてたくさん食べました!体重もたくさん増えてしまいました。帰国後のダイエットは欠かせませんが、心の充実感は何物にも及びません。旅の素晴らしさは、行ったときだけではなく、思い出に宿るもの。だから、旅は素晴らしい!旅って、本当に良いですよね。

というわけで、次回からは、私が旅して美味しかったニューヨークも紹介して行きます。いつか本物の旅に出られる日を想いながら、一緒にバーチャルトリップしましょう!

一人でも多くの方が、人生の楽しみを見つけるための旅人でありますように。

この記事を書いたライター

Cooking Expert/Author

1961年2月4日生まれ、水瓶座O型。料理研究家。ハワイ、バリ、タヒチなどのアイランド料理研究家でもある。TV、ラジオなどメディアでの情報発信、ケータリングなど、食に関して幅広く活躍中。著書に『ハワイごはん』『湘南ごはん』『海ごはん』『ホノルル食堂』など。オフィシャルホームページ「ALOHA DELI

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