「午後になると、化粧が崩れてきてしまう…」季節を問わず悩まされる化粧崩れやテカり。これから夏に向けて、さらに悩みは深刻になります。メイクしたての肌はサラリとしていたのに、なぜ化粧崩れは起きてしまうのでしょう?改めて、化粧崩れやテカり原因を確認して、一日中美しくメイクをキープできる秘訣をご紹介します。

化粧崩れの主な原因

朝、ファンデーションを塗ったときは完璧な仕上がりだったのに、ランチ後にはもう化粧崩れやテカりが気になる、その主な原因は2つ。ズバリ、「汗」と「皮脂」です。

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汗をかくと、ファンデーションが肌に密着しずらくなったり、汗と混ざって浮いてきたり、化粧崩れやテカリが目立つようになります。

皮脂

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皮脂の油分によってファンデーションがゆるんで落ちやすくなり、ファンデーションの油分と混ざって化粧崩れやテカリにつながります。

「汗と皮脂による化粧崩れ&テカりはコレで抑える!

「汗と皮脂は調整できない!」と思われがちですが、メイクへの影響を極力少なくするように工夫をすることはできます。それも想像以上に簡単な方法で、化粧崩れやテカりを軽減することができるのです。

    【汗と皮脂による化粧崩れ&テカりを抑える方法】

  • ファンデーションは厚塗りせず、少なめに使用する。
  • 汗は拭き取るのではなく、抑えるように取ることが大切。
  • 皮脂バランスをスキンケアで整える。

旬の顔、ツヤは「美の三角ゾーン」に、テカりはNG!

パッと見たときに「あの人、キレイな肌!」と思わせる決め手は「美の三角ゾーン」といわれています。これは、下の図で示すところ目の下の逆三角の部分(黄色)。顔の中で最も目立つスキンゾーンです。

ここ数年、マットではなく艶感のあるメイクアップが主流ですが、この三角ゾーンに光が宿っていると、より肌を美しく、また旬の顔を演出することができます。この箇所にだけ、肌の色味をトーンアップする化粧下地や、艶を仕込む化粧下地を使用したり、また、ハイライトを使用することで、そんな「イマドキの顔」をつくることができるのです。

しかし、ここで注意が必要です。ツヤとテカり、実は混合してはいませんか?肌をより美しく見せてくれるツヤとオイリーな印象を与えてしまうテカり、その違いは部位にあります。上品なツヤに見えるのは三角ゾーン、テカりに見えてしまうのは「Tゾーン」です。顔の全てが艶やかでフレッシュな印象を与えることができるのは、ティーンだけの特権です。大人の女性は、Tゾーンへの化粧下地は化粧崩れを防止する機能を持つ製品を選択したり、ハイライトは避けるようにしたいですね。どうしてもハイライトをつけたいという方は、両目の間付近に!

【ツヤを出したい三角ゾーン、テカりを抑えたいTゾーン】

ストップ、化粧崩れ!テカりを抑えてツヤは出す!

上の画像では黄色が三角ゾーン、オレンジ色がTゾーンになります。Tゾーンの中にハイライトを入れる場合は、一本「線」で入れるよりも「点」でハイライトを置くようにするとテカりに見えずらくなります。

人気のメイクアップアーチストも光を操るメイクを提案!

多くのセレブリティから指名され、インフルエンサーがこぞって製品をインスタやYouTubeで紹介しているアメリカで人気のメイクアップアーチスト「ナターシャ・デノーナ」と「パトリック・ター」。二人も光をたっぷりまとったベースメイクを提案しています。


気づかないから怖い、隠れた原因とは?

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実は「化粧崩れの原因」はお知らせした汗と皮脂の2つだけではありません。

湿度や気温が高いと、肌はうるおっているように感じますが、紫外線のダメージやエアコンなどの空調により、意外にも乾燥しているもの。そう、実はこの「乾燥」が化粧崩れを引き起こす第三の原因ともいえるのです。

保湿が不十分な肌は、化粧品を吸着させる力が足りなく、落ちやすくなります。また、足りないうるおいを補おうと、余分な皮脂分泌が起こることが化粧崩れにもつながります。

化粧崩れやテカりは朝で決まる!

汗、皮脂、乾燥と化粧崩れやテカりの原因が分かったところで、一日中、化粧崩れ知らずの肌で過ごすためには、土台となる肌のコンディションを整えることが重要なポイントとなります。まずは朝のスキンケアを寝起きのルーティンとして何気なくすませてしまうことはNG。明日から、夜まで美しさを維持する肌を念頭にスキンケアを見直してみましょう。

意識したい朝のスキンケア

寝ている間にかいた汗や皮脂を、洗顔でしっかりと落とす

洗い過ぎやゴシゴシこすってしまうと、必要な皮脂やうるおいまでも取り去り乾燥を招きます。やさしく洗うことが何より大切です。

化粧水で十分な水分を肌に与える

外的刺激に影響されない、いきいきとした肌を育てましょう。一度つけた後、時間をおいて重ねづけすることで保湿が強化できます。

与えたうるおいを一日中保つための保湿製品を使用する

せっかく与えたうるおいも、肌に留まらずに逃げてしまっては意味がありません。化粧水や美容液の成分を閉じ込め、効果を持続させるために、クリームは怠らないようにしましょう。


保湿重視のスキンケアはメイク直しのときにも!

保湿が大切であるとわかっていても、春夏に油分の多いクリームをつけるのはためらわれるという方には、水分が多く、しっとりしたゲル状の保湿製品がおすすめです。スキンケアの仕上げのクリームとして使用するのはもちろんのこと、メイク直しのときにも、役に立ちます。例えば、目元や鼻、口周りなど気になる箇所に、指でやさしく押さえるようにつけ、その上からフェイスパウダーを軽く重ねると、テカりを抑えることができます。

さらに詳しいメイク直しはこちらを参考にどうぞ!
悩み別・メイク直し術で「朝の顔」に5分で戻る!

朝、丁寧なスキンケアを行うだけでも日中の化粧崩れやテカりを軽減することができます。さらにメイク直しを工夫すれば、一日中メイク仕立ての肌をキープすることができるのです。明日から、朝のスキンケアを見直してみてください。まずは、ベタつきのないことが実感できますよ。

汗・皮脂・乾燥 対策 保湿効果のある下地を選ぶ ふんわりと軽いつけ心地で、なめらかに伸びてむらになりにくい化粧下地。肌をトーンアップしながら化粧崩れ知らず、一日中美しさをキープします。
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