紫外線・シミ・くすみ対策を徹底解説! VOL.2 体の外から編

今では「夏の美容」という意識が薄れて、通年で捉えることが浸透している紫外線・シミ・くすみ対策。実際、日本人女性の肌は透明感が増しトーンが上がっているという報告もあります。うれしいことですが、透明感が増すことで目立ちやすくなってしまうのがシミやくすみ。そこで、前回の体の中からの対策をご紹介した『紫外線・シミ・くすみ対策を徹底解説!VOL.1インナービューティー編』に引き続き、今回のVOL.2では、体の外からの対策に着目する『アウタービューティー編』として、美白ケアの満足度を高めるための情報をたっぷりお届けします。

 

シミ・くすみの原因は大きく5つ

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年齢を重ねるほど、避けては通りづらいシミとくすみ。その原因として真っ先に思いつくは「紫外線」です。確かに、紫外線はシミ・くすみのもととなるメラニンに大きく影響を与えているのは事実ですが、それだけではありません。詳しくは前回の『紫外線・シミ・くすみ対策を徹底解説!VOL.1インナービューティー編』にてお伝えしましたが、ここでは項目だけをおさらいしましょう。

シミ・くすみの原因は5つあります。なかでも、間違ったスキンケアによって、肌状態をさらに悪化させていることもあるのです。入念なクレンジングや、ゴシゴシ洗い、肌当たりの好ましくないコットン使い、パッティング、どれもシミ・くすみを促してしまう行為。美しい肌を求めたために、過剰なケアで肌を傷めてしまうなんて、皮肉なことですよね。

【シミ・くすみの原因】
①紫外線 
②活性酸素(紫外線、喫煙、睡眠不足、ストレス、大気汚染など)
③間違ったスキンケア
④肌の外傷や摩擦(肌の搔きむしり、傷など)
⑤女性ホルモンの変化

 

「触る」行為も実は摩擦。人は想像以上に顔を触っている!

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メラニンは「紫外線から肌の細胞を守る」ためにつくられるもので、本来は悪者ではありません。ターンオーバーによって表面から剥がれ落ちれば、問題はないどころか、むしろ有難い存在です。しかし、ちょっとした摩擦も刺激と判断して増えてしまうのがメラニン。下着による摩擦や締め付けがもたらす鼠径(そけい)部の色素沈着などは顕著な例です。

また、擦らなくても、肌には摩擦になってしまうのが「触る」という行為です。家族でも、目の前に人がいたら10分程行動を観察してみてください。いかに顔を触っているかわかります。なぜなら顔を触ることは人間の自然な行い、自分を落ち着かせるための動作の一つだからです。新型コロナウイルスの感染予防のために、専門家たちが手洗いを徹底して「顔を触らないように」と注意を呼び掛けていますが、それは顔を触ることで手についたウイルスが目・口・鼻の粘膜から侵入する恐れがあるからです。

手をあごに置いたり、鼻を擦ったり、顔を覆ったり。中には一日に合計500回以上も顔に触れる人もいるともいわれています。そしてその度に、肌は摩擦を受けているのです。むやみに顔を触らないようにするには、意識するしかありませんが、マスクはむやみに顔を触らないためのツールにもなることは確かです。

代謝の落ちた大人の肌には虫刺されもシミの大敵

前回の『紫外線・シミ・くすみ対策を徹底解説!VOL.1インナービューティー編』にてお知らせした通り、肌にとって虫刺されによる掻きむしりや引っ掻き傷などは、「触る」ことの比ではないダメージになります。虫刺されや傷の痕は、肌を守るためにメラニンがつくられ、色素沈着を起こした状態です。虫に刺されないように虫除けを使うことも、実は大切なシミ予防。

炎症が起こった場合は、冷やす、抗炎症作用のある薬を使うなどして、炎症を可能な限り早く抑えることが色素沈着の軽減につながります。特に年齢を重ねた肌には、無意識に掻きむしりや引っ掻き傷を長引かせないよう注意を払いたいですね。

効果的な紫外線対策-日焼け止めは必需品

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効果的な紫外線対策といえば、もちろん、「日焼け止め」を確実に塗ることです。外出の際には当たり前のようにつけている日焼け止めですが、実はそれがどのようなものであるか、なんとなく曖昧のまま使用している方は少なくはないでしょう。この項目では、知っているようで知らない日焼け止について改めて確認します。

日焼け止めの成分は大きく分けて4つ

SPFの数値やPAの+の数で選びがちな日焼け止め。もちろん間違いではありませんが、日焼け止めの成分に着目すると日焼け止め選びが一段とスムーズに行えます。日焼け止めに使われているのは大きく分類して4つあります。順を追って説明していきましょう。

【日焼け止めに使われる原料4つ】
①紫外線吸収剤
②紫外線散乱剤
③水や油などの基材
④保湿剤などのその他の成分

 

①紫外線吸収剤と②紫外線散乱剤

紫外線をカットするために使われているのが、紫外線吸収剤と紫外線散乱です。昔の日焼け止めの製品から、「紫外線散乱剤=肌にやさしい」「紫外線吸収剤=肌に良くない」というイメージを抱いている方も多いかもしれませんが、良し悪しではなく“違い”です。どちらか一方を使用した製品もあれば、両方使用している製品もあります。日本で初めて日焼け止めが製品化されたのは、1923年(大正12年)。それは大手化粧品メーカーが発売した「ウビオリン」という日焼け止めクリームでした。パッケージには「紫外線を吸収する物質と反射する物質を大量に配合せるもの」という記載があったそうです。

ちなみに紫外線吸収剤は、紫外線を吸収する薄いスポンジを肌にのせるイメージ、紫外線散乱剤は、肌の上にふんわりとUVカットのベールをかけるイメージです。肌への負担は散乱剤の方が軽い傾向があります。しかし、現在の原材料や加工技術の進歩により吸収剤でも肌への負担を極力抑えることに成功しています。

特徴 メリット デメリット
紫外線吸収剤 紫外線を吸収し、紫外線を熱エネルギーなどに変えることで紫外線の影響を防ぎます。多くの日焼け止めに使われています。 透明性が高く、白浮きがありません。伸びが良く、汗で崩れにくいのもメリットです。 肌の表面で化学反応を起こすため、人によっては赤みや痒みなどのアレルギー反応を起こすことがあります。
紫外線散乱剤 鉱物由来の成分で、受けた紫外線を散乱・反射させることで、肌へのダメージを防ぎます。 アレルギー反応が少なく、敏感肌や子どものデリケートな肌におすすめです。パッケージに「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」の表示があれば、紫外線散乱剤を使用していることを示します。 水にも油にも溶けず、粉でできているため、乾燥しやすく、白浮きしやすいデメリットがあります。

③水や油などの基材

紫外線を防ぐのは紫外線吸収剤や紫外線散乱剤ですが、これだけで日焼け止めを製造するとなると、とても日常的に使用できる製品にはなりません。各メーカーの努力によりどの日焼け止めも水や油を基材として、使い心地を調整しています。

④保湿剤などのその他の成分

さらに商品の特徴を出すために、さまざまな成分が加えられています。保湿成分、美白成分、塗り心地をよくする成分、化粧ノリをよくする成分など、各社各様です。製法なども変えて一つの製品を製造していくため、同じ成分が配合されていても、メーカーのノウハウによってまったく違うものが出来上がるのです。一年を通して日焼け止めを使うのですから、美肌作用も気になるところですよね。

王道クリームや人気の美容液タイプなど、さまざまな日焼け止め

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私たちは日焼け止めに対して「塗る」という言葉を使いますが、いまや日焼け止めは塗るタイプだけではありません。スプレータイプ、パウダータイプなどもあり、使い心地やつけやすい部位もさまざまです。特に近年は軽やかな付け心地で、美肌成分をふんだんに取り入れた美容液タイプの日焼け止めに人気が集中しているようです。使用感の好みはもちろん、肌に求めたい効果も考慮しながら、用途に合わせて日焼け止めを使い分けていきたいですね。

タイプ 特徴 適した部位
クリーム UVカット効果が高い。カバー力が高く、しっかりと肌に密着するため、他のタイプよりも崩れにくく、UVカット効果が持続しやすいのが特徴です。崩れにくいため、化粧下地としても使いやすく、仕上がりはしっとり。汗にも強いので、夏の紫外線対策やスポーツのときのUVケアにもおすすめです。美容成分を含んだ美容液タイプなども人気。 顔・全身
ミルク・乳液 刺激が弱く、敏感肌の人におすすめ。伸ばしやすいというのも利点です。 顔・全身
ローション 最も肌に優しいタイプ。日常で気軽に使うのに適していますが、SPF値などは低めです。
ジェル みずみずしい質感で伸びがよく、塗りやすい。塗布後のベタつきが気にならず、塗り直しがしやすいのも特徴です。クリームやミルクタイプと比べると保湿力は低め。 顔・全身
スプレー シュッと肌に吹きかけて使用するため、塗りにくい背中や襟足、足などにも使いやすく、髪・頭皮用もあります。塗りムラができやすいのが難点ですが、水のような使用感ので、さらさらに仕上がるのが利点です。 背中・足・髪・頭皮など
パウダー 肌に優しくメイクの上から手軽に日焼け止め対策ができます。クリームなどと比べると落ちやすいので、こまめな塗り直しは必要です。 顔・デコルテ

SPFの数字とPAの+の数が意味するもの

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日焼け止めには「SPF」と「PA」二つの指標が書いてある製品がほとんどです。これは「どれくらい日焼けを防げるか」という指標。SPF値はサンバーンを起こす紫外線B波(UVB)をどれくらいカットできるかを数字で示したもの。日本国内では、最大で50+まで表記できます。また、同様に国内で++++まで表記できるPA値は、しわやたるみなどの原因となる紫外線A波(UVA)を防ぐ指標です。UVAは窓ガラスを通り抜け真皮にまで届く、波長の長い紫外線。活性酸素を作り出してDNAなどにダメージを与える紫外線です。日焼け止めはどちらかというと、SPF値優先で選びがちですが、PA値の+の数も実はとても大切な指標です。ちなみに「PA」は日本化粧品工業会が定めた独自の表示法。外国製品にはこの表示はありません。

ただし、SPF値が高く、PAの+が多い日焼け止めは、肌への負担も多くなりがちです。使うシチュエーションに合わせSPF値やPA値を考え、汗や水で落ちにくいかどうか、自分の肌に合うかどうか、使い勝手や使い心地はいいかなどを踏まえてじっくりと選びたいですね。

紫外線対策もメイク崩れ対策も万全に!

起きてシャワー。そして汗をかきながらスキンケアとメイク。エアコンが苦手な女性がつい行ってしまいがちな夏の朝の状況ですが、汗をかいたままでは、肌の土台が緩んでいる状態です。その上にメイクをしても、まるで地盤沈下のようにメイク崩れを起こしてしまいます。日焼け止めの効果を持続させるためにも、夏のメイクは「皮膚の温度を下げてから」が鉄則です。

汗が引いた状態でメイクをすることで、ヨレやにじみなどメイクが崩れにくくなるのです。以下、原始的な方法ではありますが、汗を止めるには最適な方法をご紹介します。

【メイク前に汗を止める方法】
・ シャワーの後、冷たいタオルで顔を当てる
・ 保冷剤をタオルで巻いて首を冷やしながらメイクする

 

日焼け止めは、ムラなく塗ってこそ紫外線カットができる!

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何気なく塗ってしまう日焼け止めですが、無意識に塗っていることでその効果を半減させるどころか、紫外線カットができない事態にもなりかねません。日焼け止めはムラなく、満遍なく塗ってこそ効果が得られるのです。日焼け止めの効果的な塗り方をおさらいしましょう。

【日焼け止めの効果的な塗り方】

①日焼け止めを手の平に取り、図のように額、頬、鼻、あごにのせて、均一になくなじませます。紫外線量の多い5〜9月、外で過ごす時間が長い日は、さらに重ね付けすると安心です。耳の後ろも忘れずに。

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②首からえり足にも数ヶ所にのせて、満遍なくなじませます。最後に図のように下から上にさらになじませましょう。

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しっかりと肌になじませることができましたか?上記のような手順で丁寧に塗ることに加えてSPFやPAの指標が大きい日焼け止めを使っているからと安心し切らないことも大切です。日焼け止め製品に表示されているSPF値やPA値の効果というのは、顔全体で 500円玉分ほど塗った際に発揮されるものといわれています。メイクのことを考えるとそこまで使用していないのが現実ですし、汗をかいたら効果は落ちます。塗り直しが難しい場合は、パウダーなどを利用してカバーすることを忘れずに。また、外出の予定がないからと日焼け止めを使わずに過ごすのはNG。窓ガラス越しでもUVAは肌に届きダメージを与えてしまいます。

日焼け止めだけに頼らない、紫外線対策の工夫も必要

日焼け止めを塗るのと塗らないのでは、精神的にも安心感が異なりますよね。それは誰もが体験していることですが、残念なことに、肌に塗った日焼け止めは落ちるものです。しかも、なかなか塗り直せないのが現実。そこで積極的に活用したいのが、帽子、日傘、サングラス、そしてマスクです。

帽子

斜めに差す日差しは額や頬や耳を直撃します。日中の外出時間が長い日は、やはり帽子が味方です。紫外線対策に効果的なのはつばが7cm以上あるタイプ。首もすっぽりカバーできて、つばの取り外しも可能な20cm以上のつば広タイプも人気があります。

日傘

日傘は日陰と同じ状態をつくることができるため体感温度にも違いが生じ、涼しく感じるのが特徴です。紫外線カット率は、厚手のUVカット素材であれば、ほぼ100%。傘の内側に反射光を吸収するブラックラミネートを取り入れた、照り返しにも強い日傘もあります。紫外線カットの機能性を重視しながら、折りたたみ式や軽量化を図っている日傘など、携帯に便利なようにお気に入りのものを探したいですね。

サングラス

UVカット加工が施されているものを選びましょう。特に色の濃いレンズは、視野が暗くなるため、瞳孔が開き、目に多くの光を取り込もうとします。目に大きなダメージを与える恐れがありますので、サングラス選びにおいて紫外線透過率はかなり重要です。ファッション小物の一つではありますが、大切な目や肌を保護するためにも、慎重に選びたいアイテムです。

一般的な使い捨てマスクは紫外線を通過!

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新型コロナの感染対策として、「新しい生活様式」に取り入れられたマスクの着用。今やマスクは外出時に必須のアイテムです。マスクが引き起こす熱中症にも十分注意が必要ですが、UVカット加工が施された不織布マスクを選べば紫外線対策を兼ねることができます。通常のマスクと変わらないデザインも魅力です。逆に、UVカット効果のないマスクは紫外線対策にはならないことも覚えておきたいですね。

そして外で長時間過ごすときは、目元から頰骨、耳、首元までカバーできるフェイスカバータイプを。横から入り込む日差しや反射する紫外線対策もしっかりと行うことが可能です。洗濯して何度も使えるため、シーズン中愛用できるのもポイント。

ちなみにUVカット加工には、糸に紫外線吸収剤や反射剤を練り込んで生地を作る方法と、製品に加工を施す方法があります。効率よく紫外線対策を行う目安として、紫外線遮断率が90%以上・もしくはUPF40~50+と記載されている商品を選ぶのがおすすめです。さらに圧迫感の少ない立体的なデザインで、冷感繊維や吸汗速乾の生地が使われたマスクは熱がこもりにくくなるため、暑さ対策としても効果的です。

感染対策が叫ばれる昨今では、大きなマスクをしても「恥ずかしい」という印象がなくなりました。積極的に活用していきましょう。

シミ・くすみ対策に効果的な美容成分とは?

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ここまでの項目では「守り」のケアについて説明してきましたが、後半は「攻め」のケアについてご紹介します。攻めのケア、鍵を握るのは、やはり美白成分です。

美白成分の2大スター「ビタミンC誘導体」と「ハイドロキノン」!

美白成分には厚生労働省が承認しているものと、各社が独自に開発しているものがありますが、大きくは2つ。「シミをつくらせない」抑制成分と、「シミを薄くしていく」還元成分があります。なかでも抑制と還元の作用を併せ持つのがビタミンCとハイドロキノンです。ビタミンCはそのままだと不安定なので、安定性を高めて「ビタミンC誘導体」として配合されていますが、何より長い歴史が効果を証明してきました。そして抑制作用も還元作用もビタミンC以上といわれているのが「ハイドロキノン」です。メラニン生成の母体であるメラノサイトの数を減少させる作用もあるので、新しいシミをつくらせないためには非常に有効な成分です。

その他メラニンの生成を抑える成分としては「アルブチン」「エラグ酸」「プラセンタエキス」「コウジ酸」「4MSK」、紫外線を浴びた肌に「メラニンをつくれ」と指令を出す物質を抑制する成分として「カモミラET」「トラネキサム酸」「t-AMCHA」などが知られています。

メラニンが古い角質と一緒に排出できるように促す成分もあります。「ビタミンC誘導体」「プラセンタエキス」「リノール酸」などです。スムーズな排出も大切な美白ケアです。

美白成分の効果を引き出す三原則

優れた美白成分も肌の上に乗っているだけでは、宝の持ち腐れ。有効成分の実力を発揮するには、使っていることに満足しないことが大切です。それは、美白成分の環境を整えてあげてこその効果といえるからです。

1 洗顔

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洗顔で汚れをきちんと落とすことはスキンケアの基本です。しかし、気をつけたいのはゴシゴシ洗い。活性酸素を発生する摩擦はメラニンを増やす要因です。すすぎもこすらずに、手ですくったぬるま湯を顔にやさしく当てながら落としていきましょう。タオルもぽんぽんと優しく肌に押し当てるだけで、水気を十分に取ることができます。

2 保湿

保湿を徹底してターンオーバーを正常に保つことも、美白ケアの一環です。ターンオーバーの働きがしっかりしていれば、メラニンを排出することができるからです。肌がうるおっていると、キメが整い透明感が高まります。水分バランスが良好だと、バリア機能もしっかり働くため、紫外線の影響が受けにくくなるメリットもあります。つまり美白ケアは、肌を保湿してこその効果アップというわけです。

3 浸透

白く透き通る肌を実感するには、角層の奥まで美白成分が届いてこそ!スキンケア製品を選ぶときは、浸透についても要チェック。ビーグレンの製品に用いられている「QuSome®(キューソーム)」は、こすりつけるように塗らずとも、角層内の奥深くまで成分が壊れることなく届けられるように設計された独自の浸透テクノロジーです。

体の中からと体の外からの両輪の対策を!

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いかがでしたか?今回は『紫外線・シミ・くすみ対策を徹底解説!VOL.1インナービューティー編』に引き続き、2回に分けて、紫外線・シミ・くすみ対策についてたっぷりご紹介してきました。シミ・くすみをもたらす仕組みを理解し、生活習慣を整える内側からのケアと紫外線カットを中心とした外側からのスキンケア、どちらも欠くことのできない対策であることをご理解いただけたことでしょう。2020年は、いつもよりおうちで過ごす時間が長くなりそうですが、ほんの数秒でも紫外線に当たれば肌にダメージをもたらします。体の中からと体の外から両輪の対策で、シミ・くすみに悩まされないみずみずしい透明肌を目指していきたいですね。

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