暑さをクールダウン&栄養補給にスーパードリンク「バターミルク」

世界各地で猛烈な熱波に見舞われたこの夏。暦の上で秋であるものの、連日続く酷暑には、体も慣れるどころか疲労していく一方です。

熱中症や夏バテ対策には、体にこもった熱をクールダウンさせて、さらに暑さに負けない体力づくりが必須!今回は、夏の不調を立て直し、活力を取り戻すスーパードリンク「バターミルク」をご紹介します。

「バターミルク」って何?

バターミルクは、そのまま飲んだり、パンケーキや料理の材料に使ったりと、アメリカの家庭で昔から愛用されている発酵乳です。

バターミルクという名称から高カロリーでヘビーな飲み物というマイナス印象を持たれがちですが、牛乳からバターを作ったときに残る液体で、実は低脂肪・低カロリーのヘルシー系。酸味とクリーミーなとろみがあり、飲むヨーグルトやインド料理のお供ラッシーに似たまろやかでさっぱりした飲み心地です。

日本では一般のスーパーで手に入りにくいため、通販でのお取り寄せが便利でおすすめです。入手しづらいときは、後述の代用レシピをご活用ください。

バターミルクが夏におすすめの理由

その1 栄養豊富で低カロリー

バターミルクは製造過程で脂肪分がバターに取られるため、牛乳と同じ栄養価を保ちつつ、低脂肪で低カロリーとうれしい食材です。体を動かしたり、成長に欠かせない必須アミノ酸を含むタンパク質を始め、ミネラル、ビタミンが豊富で、夏バテで疲労している体への栄養補給にとても効果的です。

その2 腸活を助け、体温調節をサポート

暑さをクールダウン&栄養補給にスーパードリンク「バターミルク」

熱中症の予防は、全身にキレイな血液を充分に巡らせて、体内にこもった熱を放出させることが大切です。血流をコントロールして体温調節の役割を担うのが自律神経です。そして、この自律神経と大きく関係しているのが【腸内環境】なのです。

バターミルクは、腸活を助けるプロバイオティクス食品です。善玉菌を増やして美腸&美血。健康な腸内環境は自律神経のバランス、肌や体そのものの調子も整えてくれます。

体温調節と腸の関係
汗で体の水分が蒸発してしまうと血液量が減少し、腸の活動が停滞することも。その結果、腸内に老廃物が溜まり「 質の悪い血液がつくられる→ 自律神経のバランスが乱れる→ 体の熱はこもりっぱなし」といった悪循環を起こします。腸が健康に働くことでキレイな血液がつくられ、酸素や栄養を全身に運び、体温調節できる体へとつながっていきます。

 

簡単!バターミルク代用レシピ

しっとり柔らかいパンケーキの秘密はバターミルクにあり。

試してみたくても、手に入りにくい…。そんなときに活用したいお手持ちの材料で作れる代用レシピです。材料を混ぜてから少し置くと、酸味のあるとろっとしたバターミルク風に仕上がります。再現率はかなり高め!ぜひお試しください。

牛乳+レモン汁

牛乳約240mLに対し、レモン果汁(りんご酢、ホワイトビネガーでも可)を大さじ1の割合で、お好みのバターミルクの分量になるように混ぜ合わせ、もったりとろみが着くまで5分ほど置く。※ 牛乳アレルギーの場合は、ココナッツミルクに置き換え可。

ヨーグルト+低脂肪乳

無脂肪または低脂肪の無糖ヨーグルト約160mLに対し、低脂肪乳80mLの割合で、お好みのバターミルクの分量になるように混ぜ合わせる。

<ビーガン用レシピ>

豆乳+レモン汁

豆乳約240mLに対し、レモン果汁を大さじ1の割合で、お好みのバターミルクの分量になるように混ぜ合わせ、5分ほど置く。

料理にプラスで一層美味しく!

パンケーキやスコーンに、鶏肉や豚肉の漬け込み用に、クリーミータイプのドレッシングにと、お菓子から料理まで幅広くアレンジができるバターミルク。暑さで食事の量が減退しているときは、食べやすいアレンジを見つけて栄養補給にお役立てください。

食事面からのサポートで体温調節できる健康な体をキープし、残暑の厳しさを乗り切りましょう。

参照:

https://pharmeasy.in/blog/10-foods-to-reduce-body-heat-naturally/
https://www.realcaliforniamilk.jp/baking/buttermilk/
https://tastesbetterfromscratch.com/how-to-make-buttermilk/

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