美肌をつくる4つの秘訣 台湾の素肌美人から学ぶアンチエイジング法

近年、テレビの旅行番組や雑誌でも頻繁に取り上げられるほど「台湾」ブームが続いていますね。台湾に興味のある方から、もう何度も訪れている方まで、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?私も台湾の人気の秘密が気にかかり、3泊4日で台北を訪れてきました。

日本からは飛行機で片道3時間というアクセス抜群の台湾は、美味しいB級グルメや、蒋介石が残した美しい遺産、物価も安く、治安も良いと魅力が満載の国。台湾ブームが冷める気配がないのもうなずけます。

美肌をつくる4つの秘訣 台湾の素肌美人から学ぶアンチエイジング法

しかし、連日の強い日差しや高い湿度にはグッタリ。SPF50・PA++++の日焼け止めをしっかり塗っていても、うっすら日に焼けてしまうほどです。

さぞかし肌へのダメージがあるのではと、台湾女性を見回してみると、ほぼノーメイクに見受けられる女性が多いことに驚かされます。さらに、その彼女たちの肌は、シミ・しわなく、つやつやのモチ肌で、まさに年齢不詳!男性も負けず劣らず、肌がピチピチしているではありませんか⁉︎ダメージの多い環境なはずなのに、どうして彼らの肌はこんなに美しいのでしょうか?今回はその秘密を私なりに分析し、皆様にご紹介します。

美肌を作る秘訣 その一 絶品フルーツが大好き

台湾と言ったら外せない、ふわふわのマンゴー雪片、パイナップルケーキなど南国フルーツをたっぷり使った美味しいスイーツ。南国フルーツを手軽に堪能できる店も多く、 散策しながら小腹を満たすだけでなく、美容にも嬉しいエッセンスをしっかりと補給することができます。私が宿泊したプチホテルでは、ドラゴンフルーツやキウイなどを、いつでも自由に食べることができる嬉しいサービスがありました。

美肌をつくる4つの秘訣 台湾の素肌美人から学ぶアンチエイジング法

ドラゴンフルーツは、別名ピタヤと呼ばれるスーパーフード。栄養価が高く、美容と健康にいいことから日本でも注目されていますよね。鮮やかな色で強烈なインパクトがありますが、ほのかな甘みでクセがなく、美味しく頂けるフルーツです。キウイは、皆様もご存知の通り、美肌に欠かせないビタミンCの宝庫。台湾でのフルーツの美味しさに魅せられた私は、帰国してからも※サン・ゴールドキウイを我が家の冷蔵庫に常備するようになりました。サン・ゴールドキウイは、レモン8個分のビタミンCを含み、美白や美肌を目指したい方におすすめ。キウイは光毒性の成分を含むため、紫外線に当たる日中はなるべく避けてお召し上がりくださいね。

※引用:https://www.zespri-jp.com/product/gold/

美肌を作る秘訣 その二 大豆食材を一日一回は口にしている

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大豆は、女性ホルモン様のイソフラボンに加え、美肌を保つ上で必要な上質なたんぱく質を多く含む優れた食材です。台湾では、豆乳スイーツ「豆花(ドウファ)」、朝食の定番スープ「鹹豆蔣(シェントウジャン)」、屋台でお馴染みの「臭豆腐」など料理のバリエーションが豊富。 彼らは、朝から晩までに、少なくても一度は大豆食材を口にしているのではないでしょうか?「鹹豆蔣」専門店では、朝から行列ができるほど地元の人でにぎわっていました。豆乳のやさしい甘さの中に黒酢の酸味があり、私も食がすすみました。台湾に行かれる方はぜひ一度ご賞味ください。

美肌を作る秘訣 その三 薬膳料理を食べている

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台湾では、中医学の考えが浸透していて、料理の多くに薬膳が使われています。中医学では「冷え」「むくみ」「疲労」などの未病は、病気になる前段階と捉え、それより先に進ませないように予防します。体に不調がなく、 イキイキとしていてこそ、美しい肌を育むことができるのです。私も美と健康のために、自分の体の状態と向き合い、体に合った漢方や食材を取り入れるように努めています。

寒い冬は、中医学の考えでは「腎」が衰え、代謝が落ちて老化がすすむ時期とされています。「腎」の働きを高め、アンチエイジングに優れた食材を積極的に食事に取り入れて、ハツラツとした若さをキープしたいですね。食材選びに迷ったら、赤黒い食材や黒い食材を選ぶようにしましょう。

秋冬の“肌をイキイキさせ、若さを保つ”食材

・アンチエイジング:クコの実、棗(なつめ)、ドライフルーツ、黒ゴマ、黒豆、牡蠣

・体を温め、血色を良くする:海老、鶏肉、ラム肉、ニラ、栗

美肌をつくる秘訣 その四 足裏マッサージを行っている

美肌をつくる4つの秘訣 台湾の素肌美人から学ぶアンチエイジング法

台湾では、 足裏マッサージの施術をする店が多く、地元の人はもちろん、旅行者にとっても心強い味方です。第二の心臓と呼ばれる足裏には、体の内臓や各器官に働きかけるツボが集中しています。足裏の血行を促すことで、体の不調を緩和することができるといわれています。

簡単にできるセルフツボ押し

ツボ押しをする前に

◉入浴中か、体が温まっている時に片足ずつ行いましょう。
◉血行が良くなるので、飲酒後は避けましょう。
◉ツボを押す時は両手の親指を重ねて3秒ほど強く押します。それを5回ほど繰り返します。

疲労回復
◎勇泉(ゆうせん)・・・足の真ん中よりやや上のくぼみ。
エネルギーが泉のように湧き出るという名前を持つ、万能なツボです。(別名:太陽神経叢)

肌荒れ、乾燥肌
◎胃のツボ・・・親指の付け根のふくらんでいる部分の下。
食べすぎた次の日や胃が疲れているとゴリゴリします。

◎腎臓・副腎のツボ・・・勇泉のすぐ外側下。
「腎」の働きを高め、アンチエイジングに期待ができます。

※痛気持ち良く、心地良いと感じる強さで行うのがコツです。

一度では語り尽くすことができないほど、台湾は美人をつくるエッセンスの宝庫でした。メイクで外見を繕うのではなく、イキイキとした素肌の女性たちに、強いエネルギーを感じました。日本は、これからますます冷えと乾燥が気になる季節となります。毎日のスキンケアとともに、体の中からの美味しく、楽しく実行できるエイジングケアを取り入れて、ご一緒に美肌を育んでいきましょう!

この記事を書いたライター

「the Salon by b.glen」Dermatherapist

ビーグレンのお客様専用サロン「the Salon by b.glen(https://www.bglensalon.com)」で、ダーマセラピストとしてフェイシャルをメインに、ボディやヘッドケアなどを行い、年齢を問わず輝き続ける女性の、美しさを引き出すお手伝いをしています。これまでの経験を生かし美容講習会「b.Jin(美人)塾」の講師としても活動中。

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