透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

美肌印象はもちろん、清潔感や好感度にもつながる「肌の透明感」。鍵を握るのは、うるおいに満ちた白肌がもたらす “光の反射力”です。「美白ケアは夏頑張って、冬はお休み」という人がいますが、くすみやシミが定着すると透明感はどんどん遠ざかってしまいます。年間を通して、正しい美白ケアで透明感ある肌をキープしていきましょう。

 

透明感の正体、決め手になるのは光の反射

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

「ハリ」や「キメ」のような具体的な表現とは一線を画す“透明感”。日常でもあまり深く意識せず、「あの人って透明感があるよね」などと印象美で使いがちです。でも、厳密には2000年に日本化粧品工業連合会効能効果専門委員会によって提唱された定義があります。それは、“皮膚が透き通ったように見える肌”を指し、具体的には角層が光をふんわりと反射することによってつくられる肌のこと。「あの人は透明感があるよね」とは、「あの人の肌は、光がよく反射しているよね」という意味なのです。光をふんわりと反射させるには、3つの条件が必要です。

【透明感のある肌(光を反射させる肌)の3つの条件】
1. 角層がすみずみまでうるおっていること
乾燥した肌や、毛穴の凹凸が目立つ肌は光をうまく反射することができません。
2. 肌の表面がなめらかでハリがあること
キメの乱れや角質肥厚も光の反射を乱してしまうので、くすんだ印象になってしまいます。
3. シミが目立たないこと
表皮のメラニン量も透明感に影響します。透明感=白さではありませんが、みずみずしい白肌は透明感UPに一役も二役も買ってくれるのは事実です。

 

一年の中でシミ・くすみが現れやすいのは秋

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

季節を後追いする肌。本格的な秋の到来とともに、加速するのが肌のエイジングです。なぜなら夏の間、強い紫外線に晒されて、エアコンの乾燥によって蓄積されたダメージが一気に肌に現れてくるからです。「急にシミが増えた気がする」「シミが濃くなっている気がする」のは、気のせいではない可能性が大きいのです。ターンオーバーによって押し出されずに残ってしまったメラニンが、シミとして定着する時期だから。そうとはいっても、「継続は力なり」で毎日のスキンケアにより結果が期待できるのが現代の美白ケアです。原因を理解して、正しいアプローチを行っていきましょう。

シミやくすみになる原因

肌にシミやくすみが現れる最大の原因は「紫外線」です。その仕組みについて確認してみましょう。

シミは肌を守るためにつくられたメラニンが沈着したもの

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

紫外線は遺伝子をも傷つける強烈な刺激です。本来メラニンは、その刺激から肌や体を守るためにつくられるもの。必要な存在として役目を果たして、古い角質とともに排出されていきます。ところが、紫外線の浴び過ぎによってメラニンが大量につくり出されると、排出が追いつかないという状態が生まれます。結果、肌の奥で蓄積されシミになってしまいます。

しかし、いきなりメラニンがつくられるわけではありません。もとは「チロシン」という無色のアミノ酸。紫外線を浴びると「メラニンをつくれ」と指令が下され、「チロシナーゼ」という酸化酵素が活性化し、シミとなっていきます。紫外線だけでなく、活性酸素を発生する皮脂の酸化や摩擦、ストレス、タバコなどもメラニンを増やす要因になります。

メラニン量が多いと、肌はくすみがち

シミのように原因がメラニンと特定できず、さまざまな原因が絡みあって起こるのがくすみです。くすみが与えるイメージは透明感とは真逆で、疲れて見えたり、老けて見えたり。なめらかな肌でさえ、キレイには見えない、厄介ものです。「乾燥」「角質肥厚」「血行不良」がくすみの3大原因ですが、くすみを感じられる肌の内部は、微細なメラニン量が多いという報告もあります。

両方必要な「守り」と「攻め」の美白ケア

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

美白ケアの第一歩は、洗顔!

スキンケア化粧品は、有効成分が機能してこその効果です。優れた成分を角層のすみずみに行き渡らせるために、洗顔で汚れや古い角質を落とすことはお手入れの鉄則になります。角層は厚過ぎても、薄過ぎても肌にとってよくありません。薄過ぎる角質層は外部からの刺激に弱く、炎症などの肌トラブルが起こりやすくなり、くすみを引き起こします。厚過ぎる角層は光を通さず、真皮を流れる血液の赤みが見えにくくなるので、これもまたくすんだ印象になります。

ただし、気をつけなければならないのが「摩擦」によるゴシゴシ洗いです。活性酸素を発生する摩擦は、メラニンを増やす要因になります。洗う時はもちろん、すすぐ時も、手ですくったぬるま湯を顔に優しく当てながら、洗顔料とともに汚れを落としていきましょう。タオルもポンポンと優しく押し当てるだけで、水気は十分に取ることができます。洗顔の工程は全て優しく、優しくと心がけましょう。

化粧水でたっぷりとうるおいチャージ

みずみずしい肌のためには、ターンオーバーの周期を正常に保つことも重要であり、美白ケアの大切な一環です。たっぷり保湿することで、うるおいベールが肌の防御機能を高めます。この機能は、紫外線などの外的要因から肌を守り、ターンオーバーを促します。うるおい成分が長い時間角層に留まるスキンケア製品は、長時間うるおいが続く化粧品。このような化粧品を味方につけると心強いですね。つける際は、温かい手のひらでハンドプレスして、丁寧に化粧水を肌に入れ込むようにしましょう。美容液やクリームの美容成分を浸透させるためにも、肌がうるおっていることはマストです。

美容液やクリームで積極的なアクションを

美白化粧品は進化を続けています。新しい成分も続々と開発されています。なかでも美白美容液は、夏だけでなく一年を通して使いたいアイテムですが、白く透き通る肌を実感するには、角層の奥まで美容成分を届けなければなりません。ビーグレンが浸透にこだわる理由も、スキンケアの喜びは実感あってのものだから。ビーグレンの製品に用いられている「QuSome®(キューソーム)」は、こすりつけるように塗らずとも、角層内の奥深くまで成分が壊れることなく届けられるように設計された独自の浸透テクノロジーです。

シミ・くすみの大敵、紫外線を徹底ガード!

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

冬は油断しがちですが、紫外線は365日、曇り空であっても地上に降り注いでいます。「美白ケアをしていれば、多少の日焼けは大丈夫」ということはありません。美白効果を最大限に引き出して肌の透明感を高めるためには、毎日のUVケアは大前提です。日焼け止めを使うことで、「メラニンをつくれ」という司令を出させないようにしましょう。

情報量が多い美白ケア。クリアにしておきたい3つの知識

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

1 30代、40代からの美白ケアは若干手遅れ?答えはNO!

10~20代とUVケアを十分に行ってこなかったために、後から出てきたシミに悩む女性たち。一度出来たシミは消せない、スキンケアで戻すのは難しいというイメージを抱きがちですが、シミは表皮のダメージです。ビタミンC誘導体やハイドロキノンのような、黒色化したメラニンを元の色に戻すように働きかける成分を味方につければ、手遅れと諦めることはありません。大切なのは毎日の積み重ねです。

2 美白アイテムは部分使いではなく、全体使いを!

シミ対策は、目に見えるシミに意識が行きがちですが、肌の奥にはシミ予備軍が潜んでいます。シミ予備軍とは、ターンオーバーによって古い角質とともに排出されずに、居座ってしまったメラニン色素のことです。潜んでいない人はいません。今にも表に出てこようと待ち構えているのです。美白アイテムは現在シミの出ていない部分も含めて顔全体に使うのが大前提。叩きつけたり、こすりつけたりするような塗り方が摩擦とならないようにしましょう。気になっても触らないことも鉄則です。

鼻周り(右:シミ予備軍)

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

目尻(右:シミ予備軍)

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

※ビーグレンサロンの肌診断機で撮影した写真

3 美白ケアをしているのにシミが濃くなるのは、良いサイン

透明感ある肌を手に入れるには、正しい美白ケアが鍵!

美白ケアをしているにもかかわらず、1ヶ月くらいお手入れを続けると、「シミが濃くなった!?」と思う瞬間があります。原因は大きく以下の3つ。実はこれこそが、シミが目立たなくなり始めるサインなのです。

表皮の最下層にあったシミが段々と上層に上がり、古い角質となって剥がれるまで、長い目でお手入れを続けていきましょう。

①輪郭がぼやけてくる
鏡でじっくりと見てみると、シミの周りが薄くなってきたことに気がつくはずです。

②シミが濃くなる
奥に潜んでいて、ぼんやり薄く見えていたシミが、肌表面に上がってきたからです。

③部分的に濃く見える
薄く色が抜けてきた部分と肌表面に上がって濃く見える部分とのコントラストが原因です。

透明感のある肌はうるおいで出来ている!

透明感UPのためにも、根気よく続けていきたい美白ケア。シミが1週間で消えるなどという魔法のお手入れ法はありませんが、透明感を大きく左右する角層の水分量をMAXに持っていくことはすぐにできます。季節は秋から冬へ。気温や湿度が下がっても、角層の水分は自己ベストを目指す心待ちで毎日のお手入れを。光をふんわりと反射させる肌、透明感のある肌には、とにもかくにも水分が必要です。

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