キャベツをたっぷり食べて疲れた胃腸を回復「カルーアポーク・キャベツ」

年末年始はなにかと飲食をする機会が多く、しかも普段食べ慣れない食品を取る機会が多いため胃腸もお疲れ気味。そんなときにおすすめなのが、キャベツをたくさん使った料理です。

キャベツには食物繊維の他に、胃酸の分泌を抑え、胃や腸の粘膜を健康に保つ働きがあるビタミンＵ、ビタミンＣなどの栄養素が豊富に含まれています。ビタミンB群が豊富な豚肉を合わせれば免疫力アップにも期待が持てます。

今回は、ハワイ料理でもある「カルーアポーク」にたっぷりキャベツを入れて作りました。たくさん作って小分けして冷凍もOK。サラダやスープにアレンジすることもできるので、作り置きしておくと重宝します。

カルーアポーク・キャベツ＜材料4人分＞

• 豚ロースのブロック…500g
• 燻製塩※…5g
• 水…200m
• キャベツ…1/2個

※燻製塩がなければ普通の塩でOK

＜作り方＞

豚肉を5cm角に切り、数か所ナイフで切れ目を入れる。

肉に燻製塩をよく揉み、5分ほどおく。

鍋の底にキャベツの葉を2枚敷く。

残りのキャベツは食べやすい大きさに切っておく。

③のキャベツの上に②の肉を置き、水を入れてフタをし、中火にかける。沸騰したら中～弱火にして1時間30分ほど煮込む。途中様子を見て、水がなくなりそうなら100mlずつ足す。

箸が肉にすーっと通るようになったら火を止め、そのまま鍋の中で肉をほぐす。このとき、食材がひたひたに浸かるくらいの水分量があるとベスト。

肉の鍋に④を入れて再度中火にかけ、キャベツがしんなりするまで加熱する。

味見をし、塩で味を調えたら出来上がり。

今回はフタの閉まる無水調理にも向く鍋で調理しています。圧力鍋を使用する場合は、蒸気が出てから中～弱火、加圧時間20分でできます。フタを開けてから切ったキャベツを入れ、中火で混ぜ合わせます。普通の鍋の場合は、分量以上のたっぷりの水を入れ、豚肉がやわらかくなるまで煮込みます。