次世代スーパーフード!キヌアを超える「アマランサス」とは?【美容レシピ編】

最近になって“ネクスト・キヌア”の呼び声が高い「アマランサス」が注目されています。1mm程度とキヌアよりも小さいサイズながら、含まれる栄養素はキヌアを超えるともいわれるアマランサスを2回にわたってご紹介しています。前編の【美容効果編】に引き続き、後編はアマランサスの入手方法、調理する際のポイントやレシピなどを網羅する【美容レシピ編】です。

簡単!アマランサスの美肌レシピ

次世代スーパーフード!キヌアを超える「アマランサス」とは?【美容レシピ編】

アマランサスは生のまま摂取すると消化しにくいため、加熱処理が必要です。しかし、サイズも小さいため、調理は至って簡単。アマランサス単品の主な調理法は、「軽く煎る(炒める)」「茹でる」「炊く」の3種類です。

【フライパンで煎る場合】

①細かい目のザルなどに入れ、サッと洗い流す
②熱したフライパンにアマランサスを入れ、中火から弱火で2~3分煎る。
乾煎りしたアマランサスは適度な香ばしさとともにカリカリとした食感が加わります。
強火で一気に煎るとポップコーンのようにはぜることもあり、その食感を楽しむ方もいます。

【お鍋で茹でる場合】

上記①の工程の後、沸騰したお湯にアマランサスを投入し、約8分程度茹でる。後は湯切りしたら完成。煎った場合とは違い、モチモチ・プチプチという食感に変わります。
この場合、冷凍・冷蔵保存することも可能です。

【電子レンジで加熱する場合】

次世代スーパーフード!キヌアを超える「アマランサス」とは?【美容レシピ編】

アマランサスが優秀なのは、電子レンジでも調理できてしまうこと!

①の工程の後、
②炊きたい分量のアマランサスを30分ほど水に浸す
③ラップをふんわりかけて、電子レンジで5分加熱
④ラップでカバーしたまま、さらに5分間蒸らす

上記方法で下処理が済んだアマランサスは、ヨーグルト・サラダ・スープ・デザートなどのトッピング、揚げ物・ソテーなどの衣など、幅広く使うことができます。

【白米と一緒に炊く場合】

こちらの写真は、アマランサスの分量が下記より多くなっていますのでご注意を!

こちらの写真は、アマランサスの分量が下記より多くなっていますのでご注意を!

①の工程の後、
②お米一合に対して、好みに合わせて大さじ1~3杯程度のアマランサスを加え、いつも通りの工程でお米を炊く。
リゾットやチャーハンなどにもアレンジが効くのも魅力です。

【美容効果編】にてお知らせした通り、アマランサスは白米やキヌアなどに混ぜて炊くことで、普段の食事メニューの中にも、味を変えることなく高い栄養価をプラス。また消化吸収においても白米と比べて3倍ほど効率がいいとされています。胃腸機能への負担が少ないので、体調が芳しくないときや小さなお子様でも安心して摂取することができそうですね。

どうやって入手するの?

料理にも取り入れやすいアマランサスですが、日本でも健康食品を扱う店舗や輸入系の大型スーパーでは取り扱いが多くなっています。また、Amazonなどのネット通販では世界各国産のアマランサスも簡単に入手できますので、ぜひ一度トライしてみてください。食材として調理したくない場合は、既製品を購入するのも手。グラノーラとしてアマランサスも入っている商品やアマランサスから作ったチップスまで登場しています。

アメリカで人気のオーガニックブランドでは、アマランサスが入ったグラノーラ系の商品が幅広く展開されています。

メキシコ発のアマランサスを原材料として専門に扱うブランドでは、チップスやスナックチュロス、グラノーラバーやピーナッツボールなどさまざまなお菓子も販売されています。アメリカ上陸もスタートしたばかりなので、今年はますます注目度が高まりそうですね。

自然界に完全食は存在しない!

次世代スーパーフード!キヌアを超える「アマランサス」とは?【美容レシピ編】

今回ご紹介したように、高い栄養価を誇るアマランサスですが、それだけで人間に必要な栄養素を全て補給できる完全食ではありませんし、過剰摂取はかえって悪影響です。それはほぼ全てのスーパーフードに共通していえること。いつでも大切なことは「バランス」なのです。一つの食材では役割を補い切れないからこそ、自然界には無数の食べ物や植物が存在しています。それぞれの価値に感謝しながら、自然が生み出した絶妙なバランスを、私たちもしっかりと味わっていきたいものですね。

出典

https://www.stylecraze.com/articles/benefits-of-amaranth-for-skin-hair-and-health/#gref
https://www.healthline.com/nutrition/amaranth-health-benefits#section6
https://medcraveonline.com/JNHFE/JNHFE-08-00295.php

この記事を書いたライター

Beauty Lifestyle Writer

東京でファッション誌の編集・ライターとして活動後、渡米。LAではセレクトショップのバイヤーに。妊娠、出産を機に退職した後はフリーランスのライターとして活動再開。Newスポットの探索、本屋巡り、図書館でお籠り、ハワイへの逃避行が大好き。娘の笑顔とアイスクリームさえあればとりあえず幸せな30代女子です。

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