【頭皮で変わる、美の新常識②】あなたの頭皮は大丈夫?頭皮のコリ・たるみ度をチェック!
【頭皮で変わる、美の新常識】と題して、シリーズでお届けしている第2回目。前回は、「顔のたるみやしわの原因が、実は頭皮にある」という衝撃の事実をご案内しました。顔と頭皮は一枚の皮膚でつながっているため、頭皮が硬くなったり、たるんだりすると、おでこや目元、頬のたるみ・しわに直結してしまいます。さらに頭皮のこりは、血行不良や栄養不足を招いて髪にまで影響を及ぼします。抜け毛やうねり、髪のハリ・コシダウンなど、私たちが抱える髪のお悩みの原因が頭皮に潜んでいることが多いのです。
そこで今回は、「頭皮のどの部分が硬くなると、顔や髪の悩みが生じるのか?」を部位別に解説しながら、ご自身の頭皮の硬い場所をチェックしてみましょう。
頭皮の硬さをセルフチェック!
まずは、ご自分の頭皮の状態を知ることが大切です。両手の指の腹を頭皮に当てて、前後左右に動かしてみてください。ご自身の頭皮がどれくらい動くかチェックしてみましょう。
理想はおよそ1cmほど動くことですが、動きが悪い場合や硬いと感じる部分があれば、それは凝っている証拠です。場所によって硬さが違うこともあるので、どこが動きにくいか、どこに痛みがあるかも確かめてみてください。
前頭筋(ぜんとうきん)が硬くなると…?
前頭筋は、眉からおでこ、頭頂部にかけて位置していて、眉やまぶたの動きとつながっています。ここが硬くなると、おでこや目元に影響が出て、まぶたが下がったり、おでこにしわができやすくなります。また、生え際の髪のボリュームにも関係しています。
顔のお悩み
• おでこの横じわが目立つ
• まぶたが下がり、目が小さく見える
• 眉間に力が入りやすく、眉が下がり気味
髪のお悩み
• 生え際の髪が薄くなり、おでこが広く見える
• おでこ周辺の分け目が広がりやすい
こんな方は要注意!
• 長時間スマホやPCを使い、目を酷使している
• 額の筋肉で目を開けるクセ(“びっくり目”や“目を見開く”クセ)がある
側頭筋(そくとうきん)が硬くなると…?
側頭筋は、こめかみから耳の上あたりにある手のひらほどの大きな筋肉で、頬や口元の動きとつながっています。ここが硬くなると、頬のたるみやほうれい線が目立ちやすくなります。また、髪の状態に関しても、白髪やうねり毛(チリチリとしたエイジング毛)がでやすくなるのが特徴です。
顔のお悩み
• ほうれい線がくっきり、頬の位置が下がる
• ゴルゴライン(目の下から頬に斜めに刻まれるライン)が目立つ
• 口角が下がり、疲れた印象になりやすい
髪のお悩み
• 白髪やうねり毛が出やすい
• 側頭部の髪がまとまりにくく、広がったりハネたりする
• 耳上あたりの髪量が減って、髪型が決まりにくい
こんな方は要注意!
• 奥歯を強く噛みしめるクセや歯ぎしりがある
• PC作業やスマホ使用で首肩がガチガチに凝っている
後頭筋(こうとうきん)が硬くなると…?
後頭筋は、後頭部にある筋肉でフェイスラインや首の動きとつながっています。ここが硬くなると、フェイスラインのたるみ、二重あご、首のしわ・たるみの原因になりやすいです。また、後頭部の皮膚がたるむと、耳の後ろや襟足にチリチリとしたうねり毛が生まれやすくなります。
顔のお悩み
• フェイスラインがたるんで、顔が大きくなる
• 二重あごになりやすい
• 首のしわやたるみが目立ちやすくなる
髪のお悩み
• 耳の後ろ~襟足付近の髪がチリチリ・うねり毛になりやすい
• 髪の生え際(襟足あたり)の形が乱れやすい
こんな方は要注意!
• 姿勢が悪く、猫背・巻き肩になっている
• 首や肩の筋肉がガチガチで、頭痛になりやすい
帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)が硬くなると…?
帽状腱膜は、頭頂部にある筋膜で筋肉がない部分です。前頭筋・後頭筋とつながっているため、いずれかが硬くなると引っ張られて帽状腱膜も硬くなりやすくなります。また、筋肉がないことで血行不良になりやすく、髪に栄養が届きにくくなることで、髪がペタンとしやすくなったり、細くなりやすいのが特徴です。
顔のお悩み
• 頭皮全体の動きが悪くなり、表情が硬くなる
髪のお悩み
• 頭頂部の髪がペタンとつぶれやすい
• 分け目がくっきり目立つ
こんな方は要注意!
• 前頭筋や後頭筋が硬く、動きが悪い
たった1分の隙間ケアでもOK!毎日頭皮をほぐす習慣でリフトアップ
前回ご紹介したとおり、頭皮の状態が良くなると、その効果は顔全体に現れます。頭皮を1mm引き締めるだけで、おでこは3mm、目元は5mm、頬やフェイスラインはなんと1cmも上がるといわれているほどです。
仕事の合間や入浴中などに、毎日頭皮をほぐす習慣を取り入れてリフトアップ&美しいボリューム髪を手に入れましょう。
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