ビーグレンラボからのお便り vol.4 進化した浸透テクノロジー ビーグレン ラボからのお便り ビーグレン

浸透させるもの/させないものを見極めて。進化した浸透テクノロジーQuSome

こんにちは、ビーグレン中央研究所の河合美保です。

ビーグレンをお使いのお客様であれば、一般的な化粧品に配合されている美容成分のそのほとんどが「肌に浸透していない」ということを、ご存知かもしれませんね。

肌は、外部から身を守るためにバリア層を持っています。
そのため、普通は、肌の上に美容成分を乗せてもそのほとんどが弾かれてしまい、肌の奥に美容成分は入っていきません。

断面図

そこで、ビーグレンは、お便りの1回目でもお話しした「浸透テクノロジー」QuSome®(キューソーム)を使って必要な成分をしっかり肌の中まで届け、効果の出るスキンケア製品を作っているのです。

ですが、何もかもを浸透させているわけではありません。

「浸透させるべきもの」とは何か?

スキンケアに配合させる成分には、いろいろな種類があります。

肌の表面にとどまることで美容効果を発揮する成分もあれば、逆に肌の奥でこそ、美容効果を発揮する成分もあります。

つまり、スキンケア製品は、その全てを浸透させればよいわけではないのです。

効果的なスキンケア製品を開発するためには「肌の表面で活躍する成分は浸透させずに表面にとどめ、肌の奥で必要な成分は、肌の奥に必要な量だけ届ける」という、まるで職人技のような細かさと正確性が求められます。

そのための鍵となるのが浸透テクノロジーの質と開発者の技なのです。

進化した浸透テクノロジーQuSome

ビーグレンでは、美容成分の中でも肌の奥に届けるべきものを厳選して、QuSome®の極小カプセルの中に入れ、それぞれ成分が最も効果を発揮する深度まで浸透させます。

さらに、徐々に成分を放出する「スローリリース」機能が、長時間の保湿や、美容効果の継続を実現しているのです。

QuSomeの断面図

さまざまな深度で成分を放出しながら、徐々に浸透していきます。

このような細かい成分コントロールを正確に実現できるのは、もともとが医療のラボで生まれたQuSome®ならでは。繊細な肌にも、安全で最大限の効果をもたらすことが可能です。

QuSome®は、単に「浸透」させるだけでなく、肌の悩みを解決するためにベストな“進化型”浸透テクノロジー。

ビーグレンはこの技術を誰よりも知り尽くし、使いこなす、浸透テクノロジーの「匠」です。

ビーグレン

次回は、ビーグレンが製品を作る上で、最も大切にしている方々の話をしたいと思います。
どうぞお楽しみになさってください。

プロフィール

ビバリーグレン ラボラトリーズ中央研究所所長河合美保

幅広い化粧品の処方開発経験を経て、大手企業のコスメブランドに数多く携わる。

「流行に左右されることのない、本当に効果の実感できる化粧品づくり」をモットーに、日々新しい製品を企画しています。

河合美保

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